オーディオ機器の電源供給に、CSE の TX-2000 を使っています。

標準のケーブルが100V用でしかもしょぼかったので、
根岸通信に特注したケーブル(Ortofon の 7NX-PSC5.0Qクライオプラグ)で200Vコンセントから給電し、117/100V にステップダウンさせています。

TX-2000 の効果は絶大で、まるでぶっとい水道管に交換したかのように音圧がどばっと高まりまり、溢れ出すかのようでな勢いで音が吹き出てくる印象を受けます。

TX-2000 用の電源ケーブルです。

左がノーマル、真ん中が根岸通信製、右がオルトフォンの 7NX-PSC5.0Q とクライオプラグを使って根岸通信に制作してもらった特製品です。

電源ケーブルの導体のせいか、プラグのグレードのせいか、音質はかなり変わります。現在は右側の特製品を愛用しています。

TX-2000 からステップダウンした 100V電源を Harmonix StudioMaster X-DC15SM に、それをオヤイデの電源タップ(MTB-4)経由で MITのShotgun AC2 をアンプに繋いでいます。

オヤイデの電源タップは、購入時に他のメーカーと比較試聴したのですが圧倒的な音質の差がありました。太くて逞しい音です。
これに御影石(本来の用途はアナログプレーヤーのスタビライザー)+鉛を乗せて制振してします。

私は長岡鉄男氏の信奉者ではありませんが、電源タップなどの電源機器に鉛を乗せると良い結果になることが多いようです。

Wadia850 に給電している Shotgun AC2 のボックスの上にも鉛を乗せています。音がギュッと締まりまるような感じがします。

アナログプレーヤーの ClearAudio の給電に、CSE の E-100 をタップ代わりに使っています。

フルテックの壁コンセントから AuralSymphonics の ML-ESPRESSO を通じて給電しています。E-100 のコンセントは標準があまりに貧相だったので、WATTaGATE に交換しました。出力は60Hz固定です。

ベルトドライブでターンテーブルを駆動させるモーターユニットはプレーヤー本体から独立していて、機器に何らかの電力を供給しているわけではありません。
しかし音に変化を与えてしまうのです。
アイソレーションをスルーさせた状態とオンにした状態ですと、オンの方が明らかに音の密度が高まります。このからくりは謎なのですが事実です。


これにも鉛を乗せています。鉛の下の黒い敷物はお手製のブチルインシュレータです。

「足」はあまりにしょぼいので山本音響工芸の黒檀(オス、メス)で支えています。電源関係のインシュレータに木製品を使うと我が家ではイイ感じです。

当初は TX-2000 も黒檀で支えていましたが、あまりの重量のため現在はアコリバのDBP-3で支えています(山本音響製品では荷が重すぎました)。

【追記】システムの大幅な見直しを計りました。

電源に関しても E-100 を使わずに、全てを TX-2000 から給電することにしました。

私のオーディオ・システムの電源の全てを任された TX-2000 強化のためにプラグを「CryoAudioTechnology」から CSE の200v専用プラグの RAP-U、コンセントを同じく CSE のCON-V に変更。そして ACOUSTIC REVIVE のコンセントボード CD-1DB を新規採用しました。
換装の結果、コンセントボードの追加の効果は音がやや締まったかな〜という感じ止まりでしたが、てプラグ・コンセントの交換はとてもわかりやすい効果がありました。
ロジウムメッキに期待していた音の密度感の高まりや、鋭い切れ味の向上などがはっきりと音に現れました。

やはりコンセントの交換は、オーディオセッティングにおいてコストパフォーマンスが抜群に高い!(2009/3/11)

【追記2】TX-2000強化対策のために、三つの電源フィルターをぶら下げました。

まずTX-2000自体が発生するノイズ(唸り)対策にQuietline (http://community.phileweb.com/mypage/entry/1292/20080207/2804/)、

CDプレーヤーが発生させるデジタルノイズ対策にACエナコム (http://community.phileweb.com/mypage/entry/2022/20090307/)、

そして電源のクオリティの底上げを図るためにWHTの電源エンハンサU (http://okapon2005.blog27.fc2.com/blog-entry-912.html)。

今のところ適材適所でそれぞれがいい仕事をしてくれています。
しかし流石に「ぶら下げすぎ」なので、時期が来たら一つひとつ外していきたいと思います。
最期まで必需品として残るのは、果たしてどれか!全てだったりして(^^;(2009/3/17)

【追記3】ケーブルインシュレーターはインターネットで検索すると賛否の分かれるグッズですが、私の家では効果のあるオーディオアクセサリーでした。以前から材料にアフリカ黒檀材を用いた山本音響工芸の QB-3 の上に電源ケーブルをセッティングしておりましたが、盟友かにぬーさんのブログ記事が気になり続けていましたので、えいとばかり今夏購入した次第なのであります。

効果は歴然としています。
先のかにぬーさん同様、「付帯音が減り、音場の見通しが向上し、音像もはっきりしました」。環境が異なるので私のことばですと 「AT6294/audio-technica .によって露見されたドンシャリ・中身スカスカが MYRTLEWOOD BLOCK LV/Cardas Audio. によって見事に補われた!」ですかね。

すっきりした輪郭、みっちりとした音質と私好みの音になりました。
効果は認定ですね。

ちなみに配線板からケーブルを抜き差ししてはリスニング地点に戻るを繰り返しているうちに、なんだか音の輪郭がぼけて滲んでいるような気がしたので、よく よく点検すると Wadia 850 の電源ケーブルに用いている MIT Shotgun ac2 がMYRTLEWOOD BLOCK LV/Cardas Audio.から落ちておりました。乗せてから暫くすると再び充ち満ちた音が部屋に響き渡るではないですか!

プラセボ効果ではないようです。(2012/08/18)

CSE TX-2000